2009年11月25日水曜日

クリエイターは世界を救う?


突然のお誘いをいただいて、銀座クリエイションギャラリーG8にて24日より開催される「手ぬぐいTOKYO 200人のクリエイターによる200の提案」のレセプションパーティにお邪魔してきました。



この展覧会は、昨年まで18回続いたチャリティー展をリニューアルし、「CREATION project」として新たにスタートさせたものです。

チャリティー展では、多くの方々にアートやデザインの楽しさを感じてもらおうと、2つのギャラリー と交流のあるクリエイターの方々にボランティアで制作していただいた作品を展示・販売し、収益金をユニセフへ寄付してまいりました。
「CREATION project」では、これまでの方法論を生かしつつ、さらに魅力ある展覧会として継続・発展させ、デザインの力による豊かな生活提案の可能性を目指していきます。

第1回目のテーマは「手ぬぐい」です。
シンプルな一枚の布でありながら、拭く、被る、装う、包むなど、古くから日本人の生活に深く関わり、長く使われ続ける手ぬぐいを、200人のクリエイターにデザインしていただきました。
一枚のキャンバスとして大胆に描いたデザインや、伝統的な柄をアレンジしたデザインなど、いずれも自由な発想から生まれた現代の手ぬぐいです。

これからも大切にしたい日本の文化「手ぬぐい」を、より幅広い世代の方々に楽しんで使っていただきたいと思います。

(以下、クリエイションギャラリーG8のホームページより参照。)

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まるで絵画展かのように展示されるてぬぐいたち。


200人のクリエイターによる手ぬぐいの、
200種に及ぶラッピングは圧巻でした!

森さん日比さんのラッピング術は本当に素晴らしいです!^^


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「手ぬぐい」という、この35×90cmの華奢なキャンバスをどう生かすか。

それはクリエイターと染めの技術の手にかかっています


その背景が作品に程よい緊張感を与え、それぞれ自分の世界観や仕事に
対するプライドを思う存分ぶつけているように見えました。



和装業界では歴史が大きすぎる為に、
返ってその歴史が足かせとなってしまうことも少なくありません。


あんな色見た事がない、

どこで売るんだ、

誰が買うんだ、


いろいろな時代を経験した人にしか分からない想いがあります。


しかしその「分からない」とか「届かない」とかというものの先が
私はどうしても見てみたい。


それこそが和装業界の未来だったりするのでは・・・・


なーんて、

考えたりしています。




最近「クリエイターは世界を救う!」という言葉を聞きました。

本当にそうだといい。


限りある大切な地球の資源を使ってモノヅクリをするのだから、
本当に良いものを作りたいです。

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